マリーゴールド染め
- Day:2012.12.28 20:47
- Cat:染め織りのこと(制作中)
今年のやりのこし、これはやっとこうと
友達からもらったままだった乾燥マリーゴールドで染めました。
A-miuさんのマリーゴルドの記事はこちら☆
右がもらったきれいな黄色の花
左はうちのオレンジな派手なやつ両方とも乾燥してあります。
それぞれどんな色になるか小さな糸束をつくってサンプル染め
煮出すと花の濃厚な香りがしました。3回ほど煮出して染液にしました。
糸と同量の重さの染料でアルミ媒染
手前から絹,ウール
後ろのがうちの花で染めた絹糸です。にごった緑がかった黄色になりました。
オレンジにはならなかったのです。
やってみなくては分らない自然のおもしろさです。
染まった色は花の黄色よりは濁りがあって濃いので
最初に煮出した染液はよけて2〜4回目のうすい染液だけで染めてみたら
あざやかなレモンイエローになると思うので残った染料でまた試してみます。
花の楚々とした印象に近づくかな
ウールはアルミで先媒染して
染料に浸し30℃から100℃に30分かけて上昇させます。
久しぶりに温度計とにらめっこ
ひとつ気付いた事が、ここは標高が高いので沸点が低いということ
94度くらいで沸騰しはじめて96度あたりから温度はいっこうに上がらなかったです。
調べてみると
水(純水)は、地上付近の1気圧(1013.25hPa )では100℃で沸騰します。
沸点は標高が300m上がるごとに1℃ほど下がる計算です。
ということでここは1040mなので沸点は97℃あたりですね。
理科の実験のようです。
水温と外気温が氷点下でも一定の量と速度で水が流れていれば、川は凍らないっていうのも
実際に目の当たりにして分ったことですね。
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